No.004 カープ助っ人軍団〜野手編〜



現在の日本球界では、たくさんの外国人選手が助っ人として活躍している。
今年でいえば、ソフトバンクのホールトンやカープのサファテあたりは大当たり助っ人だ。
さてそこで、2001年以降にカープへやってきた"助っ人"たちの
キャリアハイの記録を参考にカープの最強助っ人軍団を作ってみたいと思う。

〜野手編〜
打順 守備 名前 打席数 打率 本塁打 打点 盗塁 出塁率
@ サン シーボル 08 431 .273 15 *53 *3 .320
A ディアス 01 524 .304 32 *85 *5 .360
B シーツ 03 568 .313 25 *75 *3 .369
C DH ラロッカ 04 513 .328 40 101 11 .425
D イチ ロペス 01 561 .308 32 100 *0 .376
E アレックス 08 605 .306 15 *76 *0 .345
F マクレーン 09 447 .244 18 *52 *1 .320
G フィリップス 09 301 .265 15 *50 *0 .339
H ルイス 09 *59 .173 *3 **3 *0 .218
@ バーデン 11 242 .281 *3 *20 *0 .368
G ヒューバー 10 209 .220 *7 *17 *0 .340
注)選手の選考と打順は完全に僕の主観で決めています。   
200打席以上の選手を対象としています。     
ディアス、ロペスを忘れていたため訂正いたしました。
下のバーデン、ヒューバーはそれに伴い外しました…。


@ 三 シーボル
彼には"ミラクルシーボル"なんてあだ名を付けたくなるほど
意外な場面での好打撃が多かったように思えます。
また守備に関してもたまに凄いプレーをしてましたね!
あのミラクルが一年通しておきていれば…
本当にすごい成績を残していたでしょう!
ただそれはミラクルじゃなくて実力になっちゃいますけどねw
ちなみにこの年の勝利打点は12で、栗原に次ぐ2位でした!

A 二 ディアス
彼は2001年の打撃成績のみをみると
主軸を打たせたくなるんですけど
やっぱり『二番・ディアス』のイメージが強いですからね!
またカープに長く在籍してくれたのがありがたいですね。
2001年を含む、それ以降をみても
連続4年の在籍は最長です!(ベイルは3年+1年)

B 遊 シーツ
守備がとても上手で『シーツ先生』なんて愛称もありました。
守備面強化のための獲得にも関わらず
打撃面でも非常に高い成績を残しました。
1年しか在籍しませんでしたが、本当にいい助っ人でした。

C DH ラロッカ
2001年以降の野手助っ人としては最高クラスの選手です。
年俸2700万円と格安だったため開幕前はあまり注目されていなかったが
シーズン終了してみると打率3割40本塁打100打点の大台に到達し、
打率はリーグで嶋に次ぐ2位!
そして、最高出塁率のタイトルを獲得しました。
しかし死球が多く、2007年に受けた28死球は1シーズン最多死球の日本記録であり
通算死球王者の清原の二倍ものペースで死球を浴びているほど
なんだか危なっかしい選手でしたw

D 一 ロペス
彼の最大の魅力はなんといっても打点!
'96、'97と二年連続の打点王をとり
'97には最多安打をもとっています。
ただ少し前田との間ですこし問題があったのが残念です。
両者の言い分は最もなのですが…
ロペスの勝利へ対する想いも嬉しいことだし
前田が足を気遣った走塁をしなければならないのは
カープファンなら痛いほどわかりますから。
それにしてもラロッカとロペスの両外国人は
本当に最高の"助っ人"でした。

E 中 アレックス
強肩巧打の外国人選手。
中日時代と比べると多少、肩に衰えは見えたものの
素晴らしい肩でした。
打撃成績は中日時代とほぼ変わらず、
打率は2年とも3割到達という安定感でした。
また打点もしっかり稼げる選手でした
バッターボックスに入ったあとのフォームが個人的には大好きですw

F 右 マクレーン
大砲型。
西武時代にはシーズン39本塁打を打つほどのパワーをもっており、
カープでも18本塁打と2001年以降助っ人では3番目に多い本塁打数です。
打率は多少低いのですが、出塁率は意外と高い選手です。

G 左 フィリップス
イケメン外国人選手。
本来の守備位置は内野で、外野守備にはMLBでも3回(すべて左翼)しか就いておらず、
お世辞にも上手いとは言えない。
広島時代にはフライやライナーを捕球しただけでファンから大きな拍手が起きるほどでした。

H 投 ルイス
詳しくは後ほど。
打撃成績ではシーズン3本塁打であり、
横浜スタジアムでは場外ホームランを打つほどのパワー!
凄い選手です。


〜総評〜
やはりラロッカ・ロペスが最強助っ人でしたね。
それについで、ディアス! 元々は打撃に関してそこまで大きな期待はなかったんですが 2001年に超開花してしまいましたねw またシーツやアレックスなど守備も上手い選手が多いですね!
カープは年俸を多く払えないためすぐに他球団にいい選手を持ってかれますが、
こうしてみると打点50以上あげてくれている選手が多いのにビックリw
全選手が15本塁打、50打点以上という素晴らしさ。
あと、今後は捕手外国人選手も挑戦してみて欲しいですね!
石原、倉もそろそろ年を感じてきましたし白濱曾澤あたりが
もう少し成長してくれるといいんですけど
一年くらい外国人捕手を使ってみても面白いと思うんですけどねえw
まあ日本語が話せないと投手との意思疎通が難しいので
厳しいとは思うんですけど…w


以上です!
続いて投手編はまた後日!
今回はこの辺にしておきますw


〜訂正前〜
@ 三 バーデン
彼は2011シーズン途中からでしたがいい成績を残してくれました。
外国人選手にも関わらず、素晴らしい選球眼で
粘って粘って四球を得るシーンを何度見たでしょうか!
打率は.287でありながら、出塁率は.368という高い数値です。
また守備がとても上手であり、安心してサードを任せられます。

やはり、シーズン通しての働きはまだないので
今回は外させてもらいました……。
来年以降にこのメンバーに名を連ねる成績を期待します!

G 一 ヒューバー
栗原が離脱したときに代わりに四番として起用したことがあった。
岩本との併用だったが岩本が好成績を残すにつれて
出場機会が激減していったためあまり記憶にないw
得点圏では48打数7安打(.148)とチャンスでの凡退が多く、
シーズンを通して低調な働きに終わった。

一番成績が悪いので外させていただきました。
まぁほとんど記憶にない選手だもんね!…orz


2011.12.29 訂正 
2011.12.28